取締役会・役員

取締役会の構成ならびに選任理由

当社の取締役会は、2名の社外取締役を含む8名の取締役により構成されており、原則として毎月1回定時取締役会を開催し、必要に応じて適宜、臨時取締役会を開催しております。
取締役会では、法令で定められた事項および会社経営・グループ経営に関する重要事項等、取締役会規程に定めた事項を決定するとともに、取締役および執行役員から定期的に職務執行状況の報告を受けること等により、取締役および執行役員の職務執行を監督しています。また、その他当社経営の重要な意思決定を行うとともに、内部統制システムやリスク管理体制を整備することで、経営陣幹部による適切なリスクテイクを支える環境整備を実施しております。

取締役会のバランス・多様性および規模に関する考え方

当社の取締役会は、経営戦略に照らして自らが備えるべきスキル等を特定した上で、取締役会の全体としての知識・経験・能力のバランス、多様性及び規模に関する考え方を定めたうえで、各取締役の知識・経験・能力等を一覧化したいわゆるスキル・マトリックスを策定し、株主総会の招集通知等において公表することとしています。

取締役会の構成とスキルマトリックス

氏名 役職 主な専門的経験分野/特に貢献が期待される分野
企業経営経験 店舗開発/
マーケティング
人材/
組織開発
財務会計/
M&A
ガバナンス IT
石川 秋彦 代表取締役社長執行役員(議長)    
加藤 義博 取締役会長      
大谷 真樹 取締役常務執行役員    
澤 篤史 取締役常務執行役員    
小宮 謙一 取締役執行役員      
上沢 徹二 取締役 常勤監査等委員  
三上 純昭 取締役 監査等委員(社外)  
森 順子 取締役 監査等委員(社外)        
取締役(社内)
氏名 当社における担当および重要な兼職の状況(2023年11月30日時点) 取締役会出席回数 選任理由
石川秋彦
代表取締役社長執行役員、内部監査室管掌 20/20 加藤義博氏と1998年に当社を設立以来、長年に亘る豊富な経営経験および経営全般に関する知見を有していることから、経営の推進に適任であると判断したため
加藤義博
取締役会長 20/20 石川秋彦氏と1998年に当社を設立以来、代表取締役社長および取締役会長を歴任し、長年に亘る豊富な経営経験および経営全般に関する知見を有していることから、経営の推進に適任であると判断したため
大谷真樹
取締役常務執行役員、デジタルプロモーション部門管掌 20/20 長年に亘り営業部門を牽引し、経営的視点を十分に持ち合わせており、経営全般に関する知見を有していることから、当社の持続的成長および中長期的な企業価値向上に資すると判断したため
澤篤史
取締役常務執行役員、バイクライフプランニング事業部管掌、流通事業部管掌、株式会社オズ・プロジェクト 代表取締役、株式会社ヤマト 取締役 20/20 当社入社以来、長年に亘り営業部門および管理部門の責任者を歴任しており、その経験により当社事業に関する幅広い見識を十分に有していることから、当社の持続的成長および中長期的な企業価値向上に資すると判断したため
小宮謙一
取締役執行役員、経営戦略部門管掌、管理部門管掌 18/20 他企業において長年に亘り代表取締役社長を務め、経営者としての豊富な経験および見識を有しており、当社における重要事項の決定および業務執行の監督に十分な役割を果たしていることから、当社の持続的成長および中長期的な企業価値向上に資すると判断したため
上沢徹二 取締役(常勤監査等委員) 20/20 金融機関および事業会社における長年に亘る豊富な経験と幅広い知識を有しており、また役員として企業経営に携わっていた経験により、当社の経営監督の強化のために期待される役割を十分に発揮していただけると判断したため
取締役(社外)
氏名 当社における担当および重要な兼職の状況(2023年11月30日時点) 取締役会出席回数 選任理由
三上純昭 取締役(監査等委員) 20/20 役員として企業経営に携わっていた経験があることから、当社の業務執行の意思決定における適法性、妥当性の観点から適切な提言をいただけると判断したため
森順子 取締役(監査等委員) 16/16 弁護士としての豊富な経験と高度な専門知識を当社経営に活かしつつ、社会的公正な決定および経営監督の実効性向上の実現のために期待される役割を十分に発揮していただけると判断したため
  • 森順子氏は、2023年2月24日開催の第25期定時株主総会において選任された新任社外取締役であり、就任後に開催された取締役会にすべて出席しております。
独立取締役の独立性判断基準

当社は、証券取引所が定める基準を参照の上、社外取締役の独立性の判断基準を定め、社外取締役が次の項目のいずれにも該当しない場合は、当該社外取締役は当社にとって十分な独立性を有していると判断いたします。

①当社およびその連結子会社(以下「当社グループ」と総称する)の出身者
②当社の大株主
③次のいずれかに該当する企業等の業務執行者

  • 当社グループの主要な取引先
  • 当社グループの主要な借入先
  • 当社グループが議決権ベースで10%以上の株式を保有する企業等

④当社グループの会計監査人である監査法人に所属するもの
⑤当社グループから多額の金銭その他の財産を得ているコンサルタント、会計士、税理士、弁護士等の専門家
⑥当社グループから多額の寄付を受けている者
⑦社外取締役の相互就任関係となる他の会社の業務執行者
⑧近親者が上記①から⑦までのいずれか(④及び⑤を除き、重要な者に限る)に該当する者
⑨過去3年間において、上記②から⑧までのいずれかに該当していた者
⑩その他、当社と利益相反関係が生じ得る特段の事由が存在すると認められる者

社外役員の状況

当社は、東京証券取引所の独立役員の独立性に関する判断基準等を踏まえ、当社の社外取締役の独立性判断基準を定め、2名の社外取締役を選任しております。当該社外取締役に関しては、弁護士としての豊富な経験と高度な専門知識や役員として企業経営に携わっていた経験等から、経営監督の実効性向上が期待できるとともに適切な提言をいただけると判断したため、経営における監視機能は十分に確保できる体制を整えているものと考えております。

社外役員との意見交換

当社の社外取締役2名は、両名ともに監査等委員である取締役であり、取締役会および監査等委員会を通じて定期的な意見交換や情報共有を行い、適切な意思疎通及び効率的な監督・監査を行えるよう図っております。
監査等委員会は会計監査人と定期的に会合し、監査計画、監査重点領域、監査における発見事項、監査結果等について情報交換を行い、緊密な連携を図っております。また、監査等委員会による監査において疑問点が発見された場合には、会計監査の専門家としての助言を会計監査人に求める等常時連携できる体制を構築しております。

取締役会の実効性評価

取締役会実効性評価についての基本的な考え方

当社は、取締役会の機能向上を目的として、毎年取締役会の実効性評価を実施いたします。評価は、各取締役のアンケートを基に、任意の諮問委員会が分析・評価を行ったうえで取締役会へ答申を行い、取締役会は最終的な評価および対応について協議し、その結果の概要を公表いたします。